【感想】竜洋海洋公園オートキャンプ場

タクロウ

2015年04月06日 20:02

先週末の土日は、雨でしたね。
雨だと、「 ま、キャンプに行けなくても仕方ないか 」と妙に納得できるから、
精神衛生上、いいですよね。
これが、雲ひとつない爽やかなド快晴なのにキャンプに行けてないとなると、
「 俺は人生、精一杯生きているのだろうか… 」とか思っちゃうかもですよ。

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さて、竜洋ですが、滞在記とは別に、
大まかな感想と、あと、2、3、気になったところをまとめておこうと思います。
( フリーサイトではなく、私の利用した区画サイトがメインですが )

<↓参考までに滞在日記はこちら>
1日目
2日目
3日目


まず、初めに書きたいこととしては、
記念すべきファーストキャンプの場所としては最高
でした。
他のキャンプ場のことをまだあんまり知らないので、
客観的ではないかもしれませんが、それでもこう思っています。
考えられうる
ベストのキャンプデビューを
させてくれてありがとう

と。

良いとこを何点かまとめます。

①場内の雰囲気が明るく陽性で良い
【入り口】


【区画サイト風景】


【園内地図】


そもそも温暖な静岡県の、しかも海岸近くにあるという立地のイメージそのままに
南国的な木々が並んで、白い風力発電の風車が回っていて(これについては悪い面もあるのですが)、
場内は清潔、ゴミは落ち葉すら落ちてなく、水はけが悪い場所もほとんどなく、などなど、
とにかく、明るく開放的で、ひたすら陽性なイメージです。

②区画サイトに流しがついている


滞在2日目は雨だったのですが、
流しの上までタープを張って、全く濡れずに済ませているサイトもありました
流しが自サイトにあると、小さい子供を見ながら炊事が出来るのと、
あと、子供と一緒に料理を作りやすいですよね。
家だと、汚したり散らけたりで、なかなか親子の料理体験もスムーズに行きませんが、
『 今回のキャンプテーマは親子でクッキング 』みたいなこともしやすいと思います。

③温泉が近い。安い
しおさい竜洋

キャンプ地に隣接されています。
私の利用したA19サイトは特に近くて、通用口を使って徒歩3分ほどでした。
晩ごはんの後だろうが先だろうが、飲む前だろうが後だろうが、
計画立てずに思いたったらすぐにお風呂に入れるというのは本当に便利です。
( 当たり前ですが、飲酒後の入浴は……ですが )
営業時間は10時~21時なので、朝、撤収が終わった後、汗を流すという使い方もアリ?!
あと、料金が安い!
大人360円、小中学生150円、幼児無料
これはもう破格です。だいたい世の平均より半額くらいではないでしょうか。
6人家族の我が家は、普段、温泉施設に行くだけで3,000円前後するので、
キャンプする際は、それもしっかり予算に盛り込まないと大変なことになるのですが、
こちら、竜洋の場合はなんと1,040円。この差額はでかい!

④徒歩10分で、デカくてアトラクティブな公園に行ける
竜洋海洋公園
 
この公園目当てだけに、このキャンプ場に来てもいいくらい、
子供たちにとっては、とてもキャッチーな施設だと思います。
私の滞在時は、あいにくの雨で遊べませんでしたが、子供たちはずっと残念がっていました。

⑤子供向けイベントが充実している
1日目土曜日は、夕方16時からウェルカムイベントとして、
子供たち対象にミニゲームとお菓子配りが、フリーサイト中央の芝生広場で行われていました。
( 私は、設営苦闘中のまっただ中のため、様子は全然分かりませんが )
あとは、天気次第ですが、夕日を見に行こうツアーや、朝日を見に行こうツアーなど、散歩程度の手軽なイベントもたくさん
小学生くらいの子供だと、「 勝手に参加しといで 」と放逐できるので、間を持たすのに随分助かります。

あと、我々のときは、たまたまですが、夜に天体観測観測体験をやっていて、
これは、本当に素晴らしい体験でした。
キャンプ場が地元の天体観測クラブを呼んで、多分、ボランディアでやってもらってるのだと思いますが、
バズーカ砲よりも大きな望遠鏡を5台くらい持ってきてくれてて、
それぞれ、北極星や小星雲、あと木星などを見させてくれました。
私、木星のシマシマを初めて肉眼で見ました。
あとで長男Hに、「 すごかったな~、あれ。シマシマ見えたもんな 」と話してたら、
長男は、「 うん、シマシマ動いてたね~ 」と夢心地で言っていました。
( 私が動いているところまで観察できなかったのは、息子には言いませんでしたが )

ここらへんのイベント風景については、
私がまだサイト設営直後で時間に追われて動揺中だったので、全く画像がないのが残念です。

2日目のウェルカムイベントは雨だったので、
倉庫で、キャンプ場スタッフさん達による、紙芝居があったりもしました。


本音を言うと、紙芝居自体はそんなにな感じで、子供たちも途中で飽きつつありましたが、
何よりも、雨でも少しでも楽しんで欲しい、良い経験として欲しいというスタッフの気持ちが
ビシビシと伝わってきます。
これに象徴されるように、こちらのキャンプ場のスタッフさん達は、とても親切・丁寧・素朴です。

今回のキャンプ撤収時に、ストーブから石油を抜きたかったのですが、
ポンプのシュコシュコを持ってなくて、事務室にお願いしたら、
10分ぐらい倉庫をひっくり返して探してくれて、心よく貸してくれました。

人気のあるキャンプ場のはずなのですが、
よくある人気レストランや居酒屋みたいに、「お客をサバサバあしらう」みたいなことは全くなかったです。



さて、ここからが気になる店ですね。

①津波が心配
海沿いのキャンプ場なので、そんなことを気にしても仕方ないのですが、
やはり、どうしても気になってしまいました。
隣の竜洋海洋公園にある竜洋富士(例のロングすべり台の頂上)が
正式な避難場所とされているのですが海抜は18m。
そしてキャンプ場からそこまで、子連れだと約10分くらいでしょうか。
磐田市の防災ホームページを見ると、最大津波高12m、
到達時間は約20分となっていますが…。
果たして大丈夫なのか?! という不安はよぎります。

阪神大震災を経験している身としては、
地震は起きた時にどこにいるかで運命が決まってしまう、
そんな無常感を持っていたのですが、子供ができてからは変わりました。
「 自分はどうなっても仕方ないけど、子供についてはそうも言ってられない。
   なんとしてでも、助けないと 」と。
そうなってくると、この竜洋の立地条件はやはり気になってしまいます。

気にし過ぎでしょうか? 気にし過ぎかもしれませんね。


②風車が気になる
キャンプ場の敷地の外にある風力発電の風車ですが、結構、音がします。
寝ている時、幕はほとんどバタバタしていないのに、
バファファファフー、バファファファフー、っと何の音かなと思ったら、風車の風切り音でした。
地面レベルではそんなに風がなくても、地上高何十メートルかにある風車はしっかり風を捉えるようです。
この風切り音ですが、かなり人工的な感じがして、唯一このキャンプ場の雰囲気とそぐわない感じです。
言うならば幹線道路の音みたいな気になり方でしょうか。
慣れれば、あるいは開き直って自身を納得させれば問題ないと個人的には思います。
あとは、ちまたで言われている低周波の問題ですよね。
こちらについては、私にも分かりません。


③子供のスケボー(Jボード?)、キックボードが危ない

竜洋は、場内の1周道路が綺麗にアスファルト舗装されていて、
ローラー系の遊びには打ってつけなんでしょうね。
スケボー(今はJボードっていうのですか? あの真ん中でクネクネできるやつ)や、
キックボードでぐるぐる遊んでいる子供たちがたくさんいました。ちょっとした愚連隊かもしれません。
まあ、昼間だったらいいのですが、朝7時くらいからサイトの目の前を走られると、ギョッとします。
こういう風景は、私が滞在したときにたまたまだったかもしれませんが、
割りかしキチンとしてそうな育ちの良さそうな感じの子が滑っていたので、
昨今の小学生の間では平均的な姿なのかもしれません。
これについては、今後、キャンプ運営サイドのほうから、禁止になりそうな予感も、なんとなくしますが。
( きちんと運営されているキャンプ場なのに、ほとんど唯一、意外な感じでここが残念なので )



【まとめ】
さて、そんなこんなな竜洋ですが、
気になる点もいろいろ書きましたが、結論としては、
また行きます!

何よりも、いろいろ気にし~の嫁さんが気に入って
「 え? 悪く無いじゃん。 また行くよ 」
っと言ってるのが、全てを表しているのかもしれません。
上記の私が気にする点も、一つずつ話したのですが、
「 そんなこと言ってたらなんもできないじゃん! まったくもう 」と呆れてて、
普段の僕らのそれぞれの立ち位置と真逆な感じです。

マイナス点を補って余るくらい、良い所がたくさんあるキャンプ場というところでしょう。

夫婦って、こうやってバランスを取っていくように出来ているのでしょうか(笑)。


ありがとう、竜洋海洋公園オートキャンプ場。





<↓今日も読了ありがとうございます>

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